最新の医療レーザー脱毛

現在、ヒゲ(口ヒゲ・ほおヒゲ・あごヒゲ)の処理は、男性の場合、カミソリか電気シェーバーでそります。このとき、痛くはないが、夕方になるとすぐ生えてくるので毎日そらないといけないのが問題です。出勤前の忙しい朝、「ヒゲをそる時間を別のことに使いたい」と考える男性も少なくないのです。そこで、便利なエステサロンで脱毛ということになります。現在、男性のヒゲを脱毛するにあたり優れた方法が医療レーザー脱毛です。レーザー装置を使い医師が施術する方法です。現在、国の担当官庁は「レーザー脱毛には医師免許が必要だ」とする通達を出しています。1990年代に入り、レーザーが脱毛に使えるようになりました。そして、つぎつぎと新しい手法が現れて、現在では二度とヒゲが生えないレーザー脱毛も現れています。では、最新の医療レーザー脱毛とは、どんな手法なのか。使用するレーザー光は、毛のメラニン色素に吸収されやすいものです。そのレーザー光を照射することで毛穴の奥にある、毛を作り出す「バルジ領域」にダメージを与える方法です。近年になって、バルジ領域で毛因子が作り出されることがわかりました。そこで、毛根(毛母細胞)までレーザーを照射する必要はなく、皮脂腺のすこし下にある「バルジ領域」までレーザーを照射すればよいことがわかったのです。このバルジ領域に約65度のレーザーを照射することで少ない痛みで脱毛しようというものです。